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女の子のおしっこ、おもらしをメインに取り扱った小説を書いています。
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結花のばくだん作戦 01
結花のばくだん作戦 01

バキッ!と音がして、危ない思った時はもう遅かった。
踏み出した左足がズブズブ埋まる感触。
何とか踏みとどまろうとしたけれど、身体は前に、そして下に沈んでいく。
「きゃぁあああああ!」



「うわー!ゆかが肥だめに落ちたぞ!」
「くせーよ、何で落ちんだよ!」
一緒に下校していた男子が一斉に騒ぎ出した。
仲のいい女の子たちも、流石に後ずさる。
私は膝まで飲み込まれた足をどうにか抜き出し、その惨状を改めて見た。
左足の太ももからつま先までびっしりと茶色の固形物に覆われている。
買ってもらったばかりの靴は埋まって無くなっており、
靴下とすねの境界線すらよくわからなかった。
さらに、むせかえるほどの異臭が私に立ち上ってくる。



昨日の夜から降り出した雪は、山も、田んぼも、あぜ道も肥だめのフタも全て真っ白に変えた。
私は少しよそ見をしたばかりに老朽化したフタを踏み破り、
誰のともわからない糞尿に足を突っ込む羽目になったのだ。
「お前は今日からウンコ女じゃ!」
私は嬉々とした顔で私を笑う男子に近づくと、そいつの腹めがけて思いっきり蹴りを放った。
もちろん、肥だめに突っ込んだばかりの茶色い足でだ。
「好きで肥だめに落ちたんと違うわ!」
そう罵倒すると私はそのまま家に向かって走り出した。
蹴られた男子が喚いていたが知ったことではない。泣きそうなのは私なのだ。



家に着くと、庭にあった水道で足を流した。
まだ水道が凍るほどの季節でなかったのが幸いだったが、
その水は冷たく、肌を刺されるような気分だった。
どろどろの靴下を脱いで裸足になると、家に上がってお風呂に直行した。
なかなか暖まらない旧式の給湯器にいらいらしながら、私は石鹸を濡らして足をこする。
熱いシャワーを身体に当てると、急におしっこがしたくなってきた



(そう言えば、学校を出た時からしたかったんだった……)
あのドタバタですっかり忘れていたが、その尿意は今になって急激にぶり返してきた。
(どうしよう、トイレ行くのめんどくさいな)
私はここでおしっこをすることに決めた。



私は排水溝の方に向き直ると、力を抜いた。
われめにじわっとおしっこがしみ出た時、その排水溝からぴょこっと黒いものが飛び出したのだ。
「キャッ!」
そこから現れたのは、結構大きなゴキブリだったのだ。
私はシャワーをひっつかむと、その排水溝に向けて思いっきり水を流した。
そのゴキブリはあっという間に流れていったが、
私はもうその排水溝に向かっておしっこしたくはなかった。



(どうしよう。もう我慢できないよ)
一度出しかけたおしっこはもう止められる気がしない。
私はおしっこが出るところをぎゅっと押さえて辺りを見回した。
そこで私は、手桶を見つけたのだ。
(そうだ、これにしちゃおう)
私はその手桶を股の間に挟んだ。
(なんかおまるみたい……)
 プシュィィィィィィィィィィィィ
たまっていた黄色いおしっこは桶にたまっていく。
 ジョロジョロジョロ……
やがておしっこが終わり、結花はその桶をのぞき込んだ。



(うわぁ、こんなにいっぱい出るんだ。)
桶は半分ほどまで黄色いおしっこで満たされ、ツンとしたにおいを放っていた。
結花はそのおしっこを排水溝に流すと、身体を綺麗に洗って風呂を出た。
明日の学校を思うと憂鬱な気分だった。
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