お酒はハタチになってから 04
おしっこが滴るバスタオルを抱えて絵奈は洗面所へ向った
丸めたバスタオルをぎゅっと絞ると、たちまち色の薄いおしっこが染み出してくる
水を吸わせては絞りを繰り返して、ようやくバスタオルはおしっこ臭さを消した
ここに来てやっと酔いが覚めた絵奈はぞうきんを持って廊下を拭き、濡れた下着と一緒に洗面所で洗った
おしっこが滴るバスタオルを抱えて絵奈は洗面所へ向った
丸めたバスタオルをぎゅっと絞ると、たちまち色の薄いおしっこが染み出してくる
水を吸わせては絞りを繰り返して、ようやくバスタオルはおしっこ臭さを消した
ここに来てやっと酔いが覚めた絵奈はぞうきんを持って廊下を拭き、濡れた下着と一緒に洗面所で洗った
そんなとき、ふと気づけばまた尿意がこみ上げてきた
今度こそトイレで
そう思ったが、突然現れたそれは強烈で絵奈は内股になったまま動けそうになかった
股間を押さえてその場に立ちすくむ絵奈
しかし意を決すると、目の前の洗面台へ登ってしゃがみ込んだ
洗面器の中におかれた下着とぞうきんをどけるのと同時に、おしっこが噴き出してくる
プシュゥウウウウウ
流石に三回目と合って量は少なかったが、
それでも色の薄いおしっこは洗面器の中に溜まり、排水溝へと流れていった
「もう、どうなっちゃったのよ私」
滴ったおしっこをティッシュで拭き取ると、ゆっくり洗面台から降りた
ようやく一息ついて部屋に戻った絵奈だったが、
絨毯に染みついたおしっこの臭いに閉口した
ほとんどバスタオルで吸い取ったはずだったが、
しかしその臭いも染みもすぐにばれてしまうような有様だった
消臭スプレーで何とかなるだろうか
そんなことを考えながら、とりあえず新しい下着を穿いた絵奈だった
彼女はしばらく、お酒は飲まないだろう
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