シャワー室に入ったレイは戦闘スーツのファスナーを首から下腹部まで一気に下ろした。
途端、部屋中に広がったのは濃密なアンモニアの匂い。
発生源は他ならぬレイの体からだった。
いつものことながら強烈な匂いに顔をしかめるレイ。
機体と同じ純白で統一されたスーツだったが、その内側は見るに堪えない色へと変色していた。
途端、部屋中に広がったのは濃密なアンモニアの匂い。
発生源は他ならぬレイの体からだった。
いつものことながら強烈な匂いに顔をしかめるレイ。
機体と同じ純白で統一されたスーツだったが、その内側は見るに堪えない色へと変色していた。
機甲兵の機動性が上がるにつれて一つの問題が浮上した。
それはつまり、パイロットがその動きについて行けないという問題である。
疑似筋肉の改良によって驚異的な瞬発性を得た一方、パイロットにかかるGも一機に増加した。
これに耐えるため、パイロットは二つの手段で保護されることになる。
一つは改良型パイロットスーツ、もう一つが抗瞬動薬であった。
両者の発達により現在の機甲兵を操縦できるに至ったが、これに応じて副作用とも言うべき事態が生まれた。
すなわち抗瞬動薬の副作用、強烈な利尿作用である。
一切の無駄を排除したスーツとコクピットにトイレは設置できず、
結局パイロットは猛烈な尿意に耐えることになった。
そして我慢しきれなくなった結果がレイの姿なのである。
アンモニア臭を放つスーツを洗濯機へ投げ込みスイッチを入れると、
レイはその体をすぐさまシャワーへと当てた。
水に吸収されやすいアンモニアはその湯気の中へと取り込まれ、排水溝へと流れていく。
汚れた自分が浄化されていく感覚にレイは思わず目を細めた。
レイは生まれつき膀胱が小さく、括約筋が弱かった。
幼い頃からの訓練によって日常生活で支障が出ることはなくなったが、
機甲兵のパイロットとして粗相を防ぐには余りにもその力が弱かった。
その一方で天才とも言える操縦の腕を持っているのは神の悪戯だろうか。
やるせない気持ちでレイは体を伝う湯を感じていた。
シャワー室から出ると洗濯機に入れたはずのスーツは既に干されていた。
それも中の惨状が見えるようにわざわざ裏返して。
「エレアーッ!何してくれてんのよ!」
それを見たレイは怒声を上げる。
ニヤニヤとした顔で歩いてきたのは先ほどのツナギを来た女性。
「エレア、さっさとアレを下ろしなさい」
「あら、それはできないねぇ、しっかり乾かさないと臭くなるし、痒くなるよ?」
その笑顔を崩さずエレアはレイの顔をのぞき込んだ。
憤るレイに対してエレアは諭すように言う。
「ほら、だからあんたも使いなさいよ。すっごく楽なんだから」
そう言ってエレアはツナギのベルトに掛けられた袋を見せつけた。
ビニールでできたその袋に満たされているのは黄色の液体。
袋からは細長いチューブが伸び、彼女の股間へと繋がっていた。
「誰がカテーテルなんて使うもんですか。私はちゃんと我慢できるんです。今日のは偶然です!」
「今日で20回連続おもらし記念なのによく言うよ」
何も言い返せなくなったレイはエレアから尿の入ったバッグを奪い取ると、思いっきりそれを押しつぶした。
「いゃぁあああああ、あ、ああ……」
嬌声を上げるエレアの膀胱へ、一度排出されたはずの尿が押し寄せる。
その異様な感覚と膀胱の切迫感にエレアは膝を折った。
「レイ!それはダメって言ったでしょう!バッグを返してよ!」
「人を馬鹿にした罰よ。それに、まんざらでもないクセに」
そう言い放たれたエレアの方はわずかに上気し、尿道ではない穴から一滴の雫が滴ろうとしていた。
「そこへ寝転びなさい」
肩を押されたエレアはレイのなすがまま地面へと仰向けに倒れた。
そうするとレイは、エレアの下腹部をぐっと踏んだのだ。
外からの圧力により、今度は膀胱の中の液体が一気にカテーテルを通って排出される。
自力ではあり得ないその開放感にエレアは一瞬気を失うほどの快楽を感じた。
それはつまり、パイロットがその動きについて行けないという問題である。
疑似筋肉の改良によって驚異的な瞬発性を得た一方、パイロットにかかるGも一機に増加した。
これに耐えるため、パイロットは二つの手段で保護されることになる。
一つは改良型パイロットスーツ、もう一つが抗瞬動薬であった。
両者の発達により現在の機甲兵を操縦できるに至ったが、これに応じて副作用とも言うべき事態が生まれた。
すなわち抗瞬動薬の副作用、強烈な利尿作用である。
一切の無駄を排除したスーツとコクピットにトイレは設置できず、
結局パイロットは猛烈な尿意に耐えることになった。
そして我慢しきれなくなった結果がレイの姿なのである。
アンモニア臭を放つスーツを洗濯機へ投げ込みスイッチを入れると、
レイはその体をすぐさまシャワーへと当てた。
水に吸収されやすいアンモニアはその湯気の中へと取り込まれ、排水溝へと流れていく。
汚れた自分が浄化されていく感覚にレイは思わず目を細めた。
レイは生まれつき膀胱が小さく、括約筋が弱かった。
幼い頃からの訓練によって日常生活で支障が出ることはなくなったが、
機甲兵のパイロットとして粗相を防ぐには余りにもその力が弱かった。
その一方で天才とも言える操縦の腕を持っているのは神の悪戯だろうか。
やるせない気持ちでレイは体を伝う湯を感じていた。
シャワー室から出ると洗濯機に入れたはずのスーツは既に干されていた。
それも中の惨状が見えるようにわざわざ裏返して。
「エレアーッ!何してくれてんのよ!」
それを見たレイは怒声を上げる。
ニヤニヤとした顔で歩いてきたのは先ほどのツナギを来た女性。
「エレア、さっさとアレを下ろしなさい」
「あら、それはできないねぇ、しっかり乾かさないと臭くなるし、痒くなるよ?」
その笑顔を崩さずエレアはレイの顔をのぞき込んだ。
憤るレイに対してエレアは諭すように言う。
「ほら、だからあんたも使いなさいよ。すっごく楽なんだから」
そう言ってエレアはツナギのベルトに掛けられた袋を見せつけた。
ビニールでできたその袋に満たされているのは黄色の液体。
袋からは細長いチューブが伸び、彼女の股間へと繋がっていた。
「誰がカテーテルなんて使うもんですか。私はちゃんと我慢できるんです。今日のは偶然です!」
「今日で20回連続おもらし記念なのによく言うよ」
何も言い返せなくなったレイはエレアから尿の入ったバッグを奪い取ると、思いっきりそれを押しつぶした。
「いゃぁあああああ、あ、ああ……」
嬌声を上げるエレアの膀胱へ、一度排出されたはずの尿が押し寄せる。
その異様な感覚と膀胱の切迫感にエレアは膝を折った。
「レイ!それはダメって言ったでしょう!バッグを返してよ!」
「人を馬鹿にした罰よ。それに、まんざらでもないクセに」
そう言い放たれたエレアの方はわずかに上気し、尿道ではない穴から一滴の雫が滴ろうとしていた。
「そこへ寝転びなさい」
肩を押されたエレアはレイのなすがまま地面へと仰向けに倒れた。
そうするとレイは、エレアの下腹部をぐっと踏んだのだ。
外からの圧力により、今度は膀胱の中の液体が一気にカテーテルを通って排出される。
自力ではあり得ないその開放感にエレアは一瞬気を失うほどの快楽を感じた。
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