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女の子のおしっこ、おもらしをメインに取り扱った小説を書いています。
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スタンディング 02
学校まであと10分となったあたりで、誰かが声を上げた。
「ねえ、トイレ行きたくない?」
私たちの多くはその問いかけに頷いた。
個人差があるとはいえ、みんなは明らかに水分を取りすぎていた。
当然、余った分は私たちの膀胱に押し寄せる。
「近くの公園のトイレ、寄って良いかな?」
学校まで待てばと言う人もいたが、多数決で公園のトイレに行くことが決まった。


「なにこれっ、臭い!」
公園の片隅に置かれた公衆トイレは、ものすごい臭気を漂わせていた。
夏の熱気があるとはいえ、この臭いは異常だろう。
鼻をつまみながら個室に入り、とりあえず水を流してみる。
和式便器の横に据え付けられたペダルを踏んでみるが、
スカッっという手応えのない感触しか返ってこない。
「水が流れないみたい、誰かがしたまんまなんだよこのトイレ」

私たちの中に動揺が走る。
うわー最悪!だとか、吐きそうなんて声が聞こえてくる。
しかし、騒いでもどうにもならないことは、下腹部のうずきが訴えてくる。
「ねえ、学校まで急いで戻ろうか」
誰かが言い出したことに数人が頷くが、私を含めた多くの人は首を振った。
「ゴメン、もう無理だよ」
一人が最悪の臭いが漂うトイレに駆け込んだ。
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